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撮影にまつわることから日常のことまで、徒然と。

愛燦燦と

「花と手紙だより」2024年2月14日版

中学の同級生にアカリノートという、東京で活動しているミュージシャンがいます。

一言で言うならば、心で心を歌う素晴らしい歌い手です。

僕のおすすめの楽曲は「星の駱駝」「緑風」「バータイムソング」。その他にも、彼の優しさと家族への愛が詰まった素晴らしい歌がたくさんあります。

そんな彼との再会は、今から14年ぐらい前に同級生を介し、彼の鹿児島帰省ライブへ足を運んだのをきっかけで、その後彼の帰省ライブには毎回顔を出しています。

昨年11月にもその帰省ライブがあり、会場には乳幼児からご高齢まで総勢50名ほどが詰めかけて大盛況のうちに幕を閉じました。

彼の楽曲を中心に、途中カバー曲も披露してくれたのですが、そのうちの一曲が美空ひばり「愛燦燦」でした。
自分でもまさかでしたが、彼の歌声と歌詞に思わず涙が溢れ出ていました。

オリジナル曲が素晴らしいのは言わずもがなですが、彼のカバーも素晴らしく、会場の大人たちはご自分のこれまでの人生を振り返るように深く聴き入っているように見えました。

終演後、彼に「愛燦燦をリクエストしようと思っていたのっ!素晴らしかったっ!」と話しかけているおばさまの横で、僕も「すごく良かったっ!」と彼に声をかけ感動を共有したのでした。

いわゆるアー写を撮らせてもらいました。感謝!





「花と手紙だより」2024年2月14日版