コード進行とメロディ

主にポピュラー音楽は、コード進行によって作られています。
例えば、ビートルズのLet it beはカノン進行と呼ばれるコード進行が土台となっています。
そもそも、カノン進行とは、17世紀のバロック音楽家ヨハン・パッヘルベルが作曲した「カノン」に代表される、なめらかで美しく流れ、親しみやすく聴きやすいメロディを形作るコード進行が由来となっているとのことです。
ギターでC-G-Am-F-C-G-F-Cと弾くと、まさしくLet it beのイントロなのですが、音楽の面白いところは、同じコード進行でも奏でる人間が変われば、メロディが別なものになるというところ。
写真もそれと似ていて、同じ被写体、同じ時間帯、同じ撮影条件でも、撮る人が違えば、写る写真は全て違ったものになるのです。
僕が撮影で最も大事にしていることは、被写体に写真体験を楽しんでもらうこと。そして、仕上がった写真で喜んでもらうこと。
より良い写真を撮るためのコード進行とメロディを探す旅はこれからも続きます。
「花と手紙だより」2025年8月15日