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撮影にまつわることから日常のことまで、徒然と。

Play not practice.

「花と手紙だより」2024年5月17日版

「ただ練習するんじゃなくて、遊ぶようにやろう」

日本語だと、そんな意味合いでしょうか。

かれこれ3年ほど前から、断続的にではありますが、ペン字練習帳を使って書写の練習をしています。

練習ノートの最後の日付を見ると、去年の11月14日を最後に途切れていましたが、先週5月9日から気持ち新たに再スタートして、毎朝5分間、日課として練習しています。

Play not practice.というフレーズは、ジャズキタリスト高免信喜さんの著書「ニューヨークでジャズ・ギタリストとして生きるために、ぼくが実践してきたシンプルなルール」の55ページに記されている『練習のときに意識していること』の一つとして紹介されていまして、

『Playには、「弾く」という意味だけでなく、「遊ぶ」という意味もあるので、自由な発想で遊ぶように音楽を作るというポジティブな気持ちを持つことができる』とも記されていて、

読んだときに、すっと腑に落ちる思いというか、かけていたメガネの曇りがすうっと晴れていくようなそんな感じがしました。

自分で言うのもおかしいですが、僕は良くも悪くもバカ真面目というか、凝り固まりやすい面があることを自覚していて、自分がやりたくて始めたことがいつの間にか義務のように感じられて重荷になってしまうことがあったりして、

だからこそこのPlay not practice.というフレーズを知ったときに、「あ〜遊ぶように楽しめばいいのか〜」と気付かされる思いでした。

新しく始めたことが習慣として身につくまで、最低でも3週間は継続することが必要だとどこかで読んだのですが、雨が降ろうが矢が降ろうが、

ひとまずは今月末まで、文字を綺麗に書く自分を想像しながら、少しずつ上手になっていくのを楽しみながら、毎朝ノートに向かいます。

(実は、ペン字練習の再スタートと同時に、ギターと模写の練習も再開したのです。こちらもPlay not practice!)





「花と手紙だより」2024年5月17日版