良いと感じる写真には、撮った人も写り込んでいる。

先日のてゲてゲ取材時に、竹之内雄太さんが撮ってくださった僕の写真を見て、改めてそのように感じました。
被写体への絶妙な声掛け、被写体の一瞬の表情の変化を切り取る絶妙なタイミング、画面に何を加え何を減らすかバランスが取れた構図。
仕上がりを見せてもらった時、本当に素晴らしいと感じました。
竹之内さんは一眼レフカメラを手にするのはほぼ初めてのご様子で、感覚的にサッとシャッターを切る時もあれば、ファインダー越しに熟考される時もありました。
終始楽しげにファインダーを覗くお姿に、写真を始めた頃の自分を重ねて眺めている僕がいました。
長く続けてきた為に多少頭でっかちになっている部分をほぐす良いきっかけとなりました。
今回の取材を通して、多くのギフトを頂きました。
ディレクターUさん、数多の中から見つけてくださって、本当にありがとうございました。
「花と手紙だより」2025年8月31日